リズ・ブルボー著「自分を愛して!」を読みました。
この本は、病気の原因は心にある、という考えにもとづいて書かれた本です。本の帯に「スピリチュアル版 家庭の医学」とあるように、色んな病名が並んでおり、その原因や対処法が書かれています。私は現在耳の病気を持っているので、それを中心に、心に残った部分を紹介します。
病気は贈り物
病気や不調が現れるのは、私たちが自分のためにならない考え方をしていることを、からだが私たちに教えようとしている
病気は人生を立て直すための贈り物、と著者は言います。私たちの人生が間違った方向に進んでいるのをストップする役割を持っています。
病気は肉体の問題ではなく、私たちの内面で起こっている事が表面に現れただけなんだそう。
耳トラブルの原因は、コミュニケーションの問題
私は耳の病気なので耳に関しての話を書きます。
耳に関するトラブルがあるということは、ざっくり言うと外部との交流がうまくいってない状態。人の意見を聞きたくないので、本当に耳が聞こえなくなる。また、優しい人は、人の悩み事を聞くと、解決しなくてはと思うので、自分の時間がなくなることを恐れて聞こえなくするのだそうです。
ということは、根本的な解決策は、考え方を変えること。自分の耳を聞こえなくさせなくても、上手に外の世界と関わることです。自分に必要な意見は取り入れ、NOというべき時は伝えられるように、努力すること。
思考が体を病気にしてしまうなんて大げさでは?と思うかもしれませんが、ストレスで難聴になる人が多いことを考えると、本当だと理解できます。
上司の声が届かないように難聴になった話
私の知人の例です。会社で上司に厳しく言われるのがストレスで、上司が座るデスク側の耳が突発性難聴になったのです。お陰で上司の声が本当に聞こえないし、会社を休める。難聴になるメリットがあったんですよね。
自分を自分を罰している
耳の病気でも「聞く能力に異常がない」場合、耳のトラブルによって自分を罰することもあるそうです。私は、まさに当てはまるので、じっくり読みました。
私は自分に罪悪感を持っています。20代の頃は、職場やサークル仲間など、気にいらない人に対し、無視したり意地悪をしていました。一度や二度ではありません・・人として未熟だったのです。今思うと本当に恥ずかしい。。
また、会社をズル休みする時、耳鳴りを理由にしていました。自分の発した言葉や思いは、そのまま返ってくるのですね・・私は自分で自分を体を悪くしていると納得しました。
これからの私の方向性
今すぐに自分を許すことは難しいです。もう20年近くもずっと自分を責めてきたのだから・・。でも、それに気付いただけでも、大きな前進です。
嘘つき・意地悪・自己中心的・・それも自分の一部なんだと認める。自分をことをすごい人だと思っているから認められないんですよね、でもちっぽけで弱いのが本当のわたし。
今後は、人に迷惑をかけたぶん、自分の良い所を生かし世の中に貢献したい。そして、この経験があったからこそ今があると思えるチャンスに変える。そうすれば私は多分、もう自分を罰することは無くなると思う。
この本には、その他、沢山の病気とその解消法が書かれているので、病気で苦しむ方のヒントになるかもしれません。
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【書評】病気の裏に隠されたメッセージとは?450の病気の原因と対策がわかる本「自分を愛して!」
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